昔のロックは最高でした。


by lovewalksin
d0029532_11143888.jpg次に配属になる道南の現場に行ってきました。良い言い方をすれば自然にあふれたすばらしいところで、はじめに説明を受けたのは、くれぐれもスズメバチとマムシに注意してほしいとのことでした。北海道にマムシがいるなんて知らなかった・・・・。マムシは2番目に歩く人に噛み付くそうなのでみなさんもご注意ください(笑)。
今日は蛇の話題から白蛇→デヴィッド・カヴァデール→DEEP PURPLEの『STORMBRINGER』です。く・・・苦しい。
カヴァデールは本当に大好きなヴォーカリストで、彼の参加したアルバムで一番よく聞くのがこのアルバムなのです。売れてからの彼は高音シャウトも駆使した歌を披露していて、それはそれで好きなのですが、”男泣き”の世界を歌に込める彼には似合わないと思います。やはり声の深さではDP時代が一番です。彼がはじめて世に出た前作『BURN』では声のディープさは最高でしたが未熟な点も目だち、グレン・ヒューズに完敗といった感じでしたが、今作では著しい成長の後がありテクニックではいまだグレンには敵わないもののすばらしい歌を聞かせてくれています。
『STORMBRINGER』は発表当時、“BURN”のようなとてつもないインパクトのある名曲がなく(この曲は別格です)、バンドをとりまく状態が良くなかったために、世間やメンバーの評価は低かったらしいのですが、アルバムとして評価した場合、何度聞いても聞き飽きない味のあるコンパクトな曲を集めた名盤であると思います。その点ではこのアルバムは後のリッチー・ブラックモアのバンド、RAINBOWのアルバム作りの原型になったアルバムであると思います。
特に秀でた曲として、二人の声の調和がすばらしい、涙なしに聞けない名曲#8“THE GYPSY”こんな哀愁に満ち溢れた曲は2期までのDPでは作りえなかったし、まさしく”男泣き”カヴァデールの英国流の湿った声ならではの名曲です。続く#9“SOLDIER OF FORTUNE”も同等の哀愁を放つ名曲です。これも涙なしには聞けません。その他もDPならではのハードロック#1,5,7(#1のへヴィさはカッコいいです)、二人の歌のうまさが光る#2,3,4,6など全編、いくつになっても聞けるアルバムです。
ハードロック・バンドたるDEEP PURPLEのファンには??であるかも知れませんが、いい曲を聴きたい人にはどのアルバムよりもオススメです。
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# by lovewalksin | 2005-06-19 12:15 | 音楽
d0029532_18311557.jpgDREAM THEATERの新作『OCTAVARIUM』がすばらしい。
彼らの大名盤たる2nd『IMAGES AND WORDS』をno-ri-sanの寮部屋で聞いて以来、僕がもっとも新譜の誕生を心待ちにしているへヴィ・メタルバンドがDREAM THEATERなのです。
彼らはかつて“RUSH MEETS METALICA”と評されたようにプログレッシブ・メタルというジャンルを確立した偉大なバンドで、その後たくさんのフォロアーも生まれましたが、彼らが持つ強靭な精神性にたどりつけた人たちはいませんでした。“進化の先にはさらなる進化への壁が立ちふさがっている”とは6thが出たときのマサ伊藤さんの言ですが、こんな言葉で評価されるバンドが今まであったでしょうか。進化を続け、さらなる高みに到達しようと励む彼らはまさしくプログレッシブ・バンドであると勝手に断言します。

前作『TRAIN OF THOUGHT』も名盤でした。あえてへヴィでアグレッシブな曲で固め、その緊張感に窒息してしまいそうでしたが、内容はさすがの一言でした。賛否両論ありましたが、もともとの彼らの出発点がHMバンドであることを考えれば、いつかへヴィさを突き詰めた作品が出てくるのは自然なことではないかと僕は思います。ただ、彼らならまだ2,3枚この路線で名盤を作れたかもしれないですが、DREAM THEATERを形付ける要素の一つであるへヴィさだけを突出させてアルバムを作りつづけられてもファンとして切なくなるので、他の要素を程よく(ここがポイントだと思います。)配合したアルバムが誕生することを僕は望んでいました。
そして今作『OCTAVARIUM』は前作で試みた手法を内包しつつも、バラエティに富んだ曲作りとメロディのよさによって過去の名作に匹敵する新たな高みに到達することに成功しています。なにより今作から曲作りにも積極的に参加するようになったというジェイムズ・ラブリエの歌がすばらしい。前作からジェイムズの歌が良くなってきたのを感じていましたが、今作では、5人の圧倒的な力量が高レベルで融合した音世界=DREAM THEATERであるということを再認識させられました。過去の作品がそうであったように、険しい崖を登った先に、月明かりに照らされた夜の穏やかな海が広がっているような(?)解放感が得られる久々の作品です。前作もひたすらうなりっぱなしでしたが、今作の方がボディ・ブローのように後から後から効いてきます。あぁ、DREAM THEATERのファンで良かった・・・・。
まだ、発売されたばかりでじっくりと聞き込めていないので、まだまだしばらくこの作品を探求する旅は続きそうです。

でも1つだけ。4曲目の“I WALK BESIDE YOU”はあそこまでポップにしたのなら、もっとサビの部分は徹底したほうがよかったのではないかと僕は思います。あと、“I WALK BESIDE YOU”という言葉が歌詞に出て来すぎです。
あと、コーラスをうまく歌えるメンバーがいたらいいのに・・・・というのは禁句ですよね(笑)。
これらもポートノイ氏の“NEVER ENOUGH”の対象になりますか(笑)。
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# by lovewalksin | 2005-06-11 18:44 | 音楽
d0029532_1495386.jpg7月から道南の現場に異動することになりました。最近その現場の概要を知ったのですが、驚異的!!!なほど工期が少なく、平日に休んで札幌に行くのはかなり困難であると思い、今回のジェフ・ベックの札幌公演は断念することにしました。とても残念です(泣)。
と言うわけで、今日は悲しみを込めて『BECK-OLA』です。
このアルバムは、前作よりバンドとしての一体感が強く現れていて、それが好影響を与えている名盤です。まずロッド・スチュワート(第7子おめでとうございます。)の歌が前作よりもさらに前面に押し出されていますのが違います。全体的にブルーズを基調にした前作よりも今作のようなロック色の強い曲の方がロッドには合っていると思います。水を得た魚のような生き生きした声でド迫力の歌を披露するロッドが最高にカッコいいです。次はニッキー・ホプキンス氏のピアノです。バックのピアノもロック曲に合っていて光っていますが、爆走する#1、#2に続く#3では、心暖まる牧歌的で美しいピアノ・ナンバーを丸々1曲披露しています。そしてジェフのギターも言わずもがなすばらしいです。特徴的な歌うようなギターが随所で聞かれ、それがニッキー氏のピアノと絡まる様は聞いていてとても気持ちいいです。
オススメの曲はもちろん全曲です(笑)。曲数も7曲と少なく、30分弱の時間が瞬く間に過ぎていきます。
『BECK-OLA』のジャケットに描かれた絵は、“ピレネーの城”で有名なベルギーの画家ルネ・マグリットの“THE LISTENING ROOM”(1958)です。僕はこの方の幻想的な絵が大好きなのです。

函館は大好きな町です。いろんな観光スポットが集約されているのでどんな季節でも楽しめます。連休をはずした時に函館山の夜景を独り占めしたいです(笑)。
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# by lovewalksin | 2005-06-06 02:38 | 音楽
d0029532_137372.jpgついにOASISの『DON'T BELIEVE THE TRUTH』が発売されました。
最近では、職場でこのアルバムをひたすら掛け続けています。一番最初に聞いたときは”正直期待したほどではなかったな”と思ったのですが、何度も聞き続けているうちに、曲のメロディの良さが心に染みて残るすばらしい作品であると思いました。
確かに、才能+若いエネルギーが爆発したような1st,2ndのようなマジックとしか言いようのない魅力はあまり感じられませんが、その分、曲、歌詞や2人の声に渋みがにじみ出ていて
何度聞いてもまったく飽きない、あらたな魅力を発見できる好盤です。

まるで呪文にかけられたようにハマる#1“TURN UP THE SUN”アンディ作というのもポイントが高いです。僕には少し“HEY JUDE”のように感じられるがまったくノエルの曲だとわかる#11“LET THERE BE LOVE”
それ以外の曲もシンプルに凝縮させてまとめられ、また曲の流れもすばらしいので前前作や、前作(こちらのほうは少し)のような冗長さはまったく感じません。
まだまだこれからも聞き続けることになると思うので、自分の評価が固まったときに再度、レビューするつもりです。
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# by lovewalksin | 2005-05-31 01:42 | 音楽
d0029532_2234024.jpgSPRITUAL BEGGERSに合わせて、DIOが来日していますね。見にいける人がとてもうらやましいです(泣)。
ロニー・ジェイムズ・ディオと言えば、RAINBOW~BLACK SABBATH~DIOで力強く、艶のある声を聞かせたハード・ロック、へヴィ・メタル界最高峰のボーカリストとして、齢60歳を超えてなお衰えをまったく感じさせない熱い歌声を披露しています。
今日は、彼の参加したHMの大名盤、BLACK SABBATHの『HEAVEN AND HELL』を紹介します。熱心なSABBATHファンの人には怒られるかもしれないですが、僕はSABBATHをこのアルバムから聴き始めてしまったので、オジー時代も大好きなのですが、1枚を選ぶとなるとどうしてもこれになってしまうのです。オジー時代の麻薬的な魅力には欠けますが、HMのカッコよさを体感したいしたい人にはぜひともお勧めです。

前作『NEVER SAY DIE!』を最後に脱退したオジー・オズボーンの後任として、ロニーが加入した結果、SABBATHは劇的な変化を遂げました。もちろん、『TECHNICAL ECSTASY』(これも名盤)あたりから曲作りに変化が現れ、それが今作で結実した結果でもありますが、やはり力強く、説得力に満ち満ちた声をもつロニーの加入によって、オジーの声では作れなかったダイナミックでドラマティックな曲を作れるようになったのが一番大きな理由であると思います。
もともと叙情的なパートをいくつも弾いていたトニー・アイオミが、SABBATHが元来持つへヴィネスとロニーの歌声を持ってうまく融合させ、自分の音楽を一気に完成させることに成功しました。

疾走感がたまらない#1“NEON KNIGHTS”アイオミがここぞとばかりに弾きまくっていてグイグイ引き込まれます。まさしくHMのお手本とも言うべき曲だと思います。静かなパートとへヴィのパートの対比が見事としか言えない#2“CHILDREN OF THE SEA”ロニーの艶のある声がたまりません。唯一オジーが歌っているのを想像できるが、しかしオジーが歌っていたらこの迫力は出せないに違いない#3”LADY EVIL"
そして#4”HEAVEN AND HELL”この曲のカッコよさといったら・・・・・他に比肩しうる曲がすぐに思い浮かばないほどです。アイオミの名リフから、終盤の劇的な盛り上がり、静かなエンディングまでの7分間、疾風怒濤のように脳内を駆け抜けます。この曲も死ぬほど聞きましたが、何度聞いても猛烈に感動します。まさにHMとして完璧な構成を持つ曲です。
これに継ぐ劇的な名曲#6“DIE YOUNG”この曲も#1と同じく強烈な疾走感が味わえます。
全曲すばらしい出来なので、このアルバムではビル・ワードが歌う隙などまったくありません(笑)。
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# by lovewalksin | 2005-05-27 22:23 | 音楽
d0029532_11274280.jpg日曜の午前、資格取得学校の宿題が一段落したので、ピアノ・トリオなんかを聞いてます。僕はピアノの音が大好きで、ジャズに限らずクラシックでもピアノ協奏曲や、ピアノソナタもよく聞きます。ロックでもピアノが効果的に使われてる曲なんかも好きですね。
今日はビル・エヴァンスの『WALTZ FOR DEBBY』。これは日本でも人気のある、ピアノ・トリオの永遠の名盤ですね。僕がもし、無人島に持ってくアルバムを1枚選ばなくてはならないとしたら大いに悩むところではありますがこれを選びます。
ビル・エヴァンスのピアノは、巨匠マイルス・デイヴィスにより”静かな炎”と称されたように、理知的でありながらとても叙情的です。またそのトーンも絹のように滑らかで美しいと評されますが、僕もまさにそのとおりだと思います。

さて、このアルバムですが、中でも自分の姪に捧げたビル自身によって書かれた#2“WALTZ FOR DEBBY”が僕は大好きなのです。叙情的な前奏から、弾むようなパートに何ででも心が躍ります。この曲も何度聴いたか数え切れないですが、聞くたびに元気になり、幸せな気持ちを取り戻せます。
#1“MY FOOLISH HEART”も曲が流れると、一日の幸せを約束してくれる名曲です。この2曲だけでも一生の友となりえるのに、すべてが枠にぴったりとはまったように完璧な名盤です。

残念ながらこれから学校に行くのですが、皆さんの日曜の午後の音楽に、ピアノ・トリオはいかがでしょうか。
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# by lovewalksin | 2005-05-22 12:25 | 音楽
d0029532_0145413.jpg今年の秋に、JOURNEYの新譜がでるそうです。とはいっても、スティーブ・ペリーはだいぶ前に脱退していて、現在はスティーブ・オージェリーというシンガーが歌っています。彼の参加した2000年発表の『ARRIVAL』はすばらしい内容(僕の中ではトータルで『ESCAPE』に次ぐ内容)の出来だったので、今回も僕は期待してます。
今日は、彼らの9枚目のオリジナル・アルバム、86年発表の『RAISED ON RADIO』を紹介します。他にすばらしい作品がいっぱいあるのですが、僕が気がつくと掛けているのはこのアルバムなのです。
ソロで気を良くした(?)スティーブが全編で主導権を握っており、彼の声を前面に押し出した内容はあたかもソロ・アルバムであるかのようです。ニールも実はバックで、彼らしいフレーズを弾きまくっているのですが、なぜかこのアルバムでは主役になりえていません。でもだからといって曲の出来が地味で良くないのかといえば、それはまったく違います。JOURNEYとして捉えれば?かもしれませんが、捨曲はまったくない全曲聴き所にみちたすばらしいアルバムです。
なかでも僕は、#8“I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU”が死ぬほど好きなのです。
ニール・ショーンのクリーンなトーンから繰り出される情感たっぷりのギターが胸を締め付けます。ペリーの歌でさらに切なくなり、最後の静かなソロで、こらえていた涙がこぼれ落ちそうになります。いままでの人生でこの曲を何度聴いたかわからないくらい聴いていますが、いまだに最後のフェイド・アウトのところまでぐっと聞き入ってしまいます。そしてそれはこれからも変わることはないでしょう。
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# by lovewalksin | 2005-05-18 00:35 | 音楽

FREE 、『FREE"LIVE"』

d0029532_18114626.jpgonomichiさんに教えていただいたサイトで、QUEEN+ポール・ロジャースを聞いてみました。ポールさんは相変わらず、素晴らしい歌声を披露していて一安心です。あとは、このメンバー(ジョン・ディーコンさんも参加してくれればいいのに・・・)で日本に来てくれることを祈るだけです(笑)。
今日は、ポールの在籍した名バンド、FREEから、『FREE"LIVE"』を紹介します。僕はそんなにライブ・アルバムを聞かないほうなのですが、このアルバムだけは違います。オリジナル・アルバムでも十分なほどすばらしい皆の演奏が、このライブ盤ではさらに迫力を増しています。

まずは、#1“ALL RIGHT NOW”歓声が響きその後、まるで鬣のような自身の髪の毛のごとく獅子みたいに荒々しく跳ね回るコゾフのギター、原曲から5割増し以上のポールの熱唱。脅威の18歳、アンディ・フレイザーの駆け回るベース、迫力満点のサイモン・カーク(色男です。)のドラム。もともと名曲とはやし立てられた原曲を聞いても正直ピンと来なかったのですが、このヴァージョンを聞いて大好きになりました。
#3“BE MY FRIEND”はこのアルバムでの僕のハイライトです。この曲はいつも目を閉じて出来るだけ大音量で聞きます。そして、ポールのまるで魂をしぼりだすかのような絶唱、枯れた味わいのコゾフの泣きまくるギターをゆっくり心に染み込ませます。それは僕にとってまさに至福の時となります。これを聞いてしまっては、いくら名曲とはいえスタジオ版は聞けません。
#6“MR BIG”も抑揚されたイントロがとてもカッコいいです。ポールの歌も問答無用。中盤以降のギターソロから続くアンディ・フレイザーのベース・ソロも広がりが感じられて大好きなパートです。

僕の生まれた1976年に26歳でこの世を去った、ポール・コゾフ。彼の感情をむき出しにした哀愁漂うギターを聞くたびに、彼は死んで伝説になったのではなく、生きている時からすでに伝説であったと確信することができます。
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# by lovewalksin | 2005-05-14 18:33 | 音楽