昔のロックは最高でした。


by lovewalksin

<   2006年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

d0029532_164752.jpg今日は曇ってます。
そんな日にぴったりなどんよりアルバム、BLACK SABBATH『MASTER OF REALITY』について書きます。
私は、もしSABBATH教があったらそく入信するし、SABBATH党があったら迷わず入党するくらい(?)BLACK SABBATHが大好きだ。オジー・オズボーンや、ロニー・ジェイムズ・ディオが歌っていたころは当然として、かのイアン・ギランが歌う迷盤『BORN AGAIN』,グレン・ヒューズの歌う『THE SEVENTH STAR』も最高のアルバムだと思っているし、トニー・マーティンの歌うアルバムも『FORBIDDEN』以外は大好き。

オジー・オズボーン時代のアルバムは、1st~5thはすでに名盤としての地位を確立していますが、ヘヴィなエッジの6th、アイオミ氏の泣きのギターをフューチャーした曲作りに変化を始めた7thもすごい出来で、どれも点数で言ったら90点以上なのですが、私のなかで頭ひとつ抜けているのが、今回紹介する3rd『MASTER OF REALITY』。

咳の音から始まるオープニングからかなり逝っちゃてる#1“SWEET LEAF”ヘヴィな曲なのに、リフはいたってシンプル。オジーの声にもこのころはまだ張りがあり、この曲はホントにカッコいい。
次はオープニングからグイグイ引き込まれそうになる、このアルバムで私が一番好きな曲#2“AFTER FOREVER”。うねるギターと、ベースが昇華する展開が最高。小曲インストをはさんで、これまた名曲の#4“CHILDREN OF THE GRAVE”地底の奥底から湧き上がってくるような始まりから、威厳のあるアイオミ氏のギター、ギーザーおじさんのベースが最高にカッコいいです。またもアコギのインストをはさんで、横揺れ気味なリフに酔う#6“LORD OF THIS WORLD”、究極にヘヴィな#8“INTO THE VOID”まで、割とヘヴィな曲のトーンは統一されているのですが、小曲を配したり、#7のような曲をひとつ間に置くことで、アルバムとしての完成度を高めています。
音をひたすら歪ませたり、ディストーションをかけて見せかける表面的なヘヴィさではなく、本物の”重さ”がこのアルバムにはあります。私にとってこのアルバムは威厳と自信にあふれたメタルの聖典。
このアルバムを聞くと、暗い液体重金属の海をいつも想像します。

ソロになってからのオジーは、名盤(私は1st、2nd、5th『NO REST FOR THE WICKED』が愛聴盤)を数多く生み出し、露出も多くなって(あの一家のテレビ放送はやめて欲しかった・・・・。)メタルの帝王としての地位を築きましたが、私一個人の希望としては彼には、アンダーグランドのローカル・ヒーローであり続け、皆からリスペクトされる存在であって欲しかったです・・・。
[PR]
by lovewalksin | 2006-10-16 01:10 | 音楽
d0029532_123925.jpg今月も何枚か、新しいCDを購入しました。
今回は、
STILL LIFE『STILL LIFE』
GEORGE HARRISON『LIVING IN THE MATERIAL WORLD』
VAN DER GRAAF GENERATOR『GODBLUFF』
をネットで購入。他のアルバムも好印象なのですが、VDGGのアルバムには、はっきり言ってたいへんな衝撃を受けました。間違いなく今年買ったアルバムでは1番です。衝撃度ではここ何年か味わったことないレベル。
私の現在の音楽ライフは、朝も夜もほとんどこのアルバムで占められています。よって今回は、彼らにとって私の大好きな4th『PAWN HEARTS』から一度解散し、4年後の1975年に復活して完成された5th『GODBLUFF』を紹介します。

#1“THE UNDERCOVER MAN”は次作の“PILGRIMS”へと発展しそうな感動的な名曲です。ピーター・ハミルさんのつぶやくようなボーカルとフルートによるミステリアスな序盤からピアノが合流してから、Voが朗々と時に力強く感動的なフレーズを歌い上げます。やや抑え気味なサックスのソロもこの曲には完璧にマッチしています。カッコいい・・・。
私は先に、次の6th『STILLLIFE』から聞いてしまったので、この路線で進むのか、と思った矢先の#2“SCORCHED EARTH”、徐々に盛り上がる行進曲のようなオープニングから、突如空間を引き裂くようなピーターさんのVo、オルガンとサックスの毒毒しいヘヴィなリフによって曲が進みます。一回聞くと忘れられない強力なリフが軸になっているので、変拍子も含めた歪んだ展開の曲なのにぶれずに聞ける。後半のサックスを中心とした全員のベクトルが完全に一方向の力強い盛り上がりは圧巻の一言。決して派手な曲ではないけど一矢乱れぬ演奏力の高さを見せ付けるよく練られた傑作だと私は思う。
ここで、すでにお腹いっぱいだと思った矢先に、まるでMILES DAVISの傑作『BITCHES BREW』(DISC2)を彷彿させるジャジーなオープニングにかなりびっくりの#3『ARROW』。とおもったら、エレピと、フルートの物憂げなパートが続き、ピーター・ハミルさんの歌が唐突に始まり中心に強引に居座ります。この曲のピーターさんはホントに狂気に憑かれた人のようです。声に狂気を感じさせる人は本当に他に見当たりません。この人のすごさは、変幻自在なVoもそうなのですが、まさしく狂気を表現できる点にあると思います。この激烈(としか言いよう無し)なVoのおかげで、すばらしいバックもいささか色を失います。
最後の曲も、これまたすごい名曲の『THE SLEEPWALKERS』。まるで遊園地なテーマが、突如地獄に落ちるように歪むところは圧巻。正気と狂気のはざまをいったり来たりするような感覚が味わえます。
4曲が4曲とも、それぞれ傑出したところをもつ名曲で、真剣にきくと最後は必ず脱力感に襲われること間違いなしです。曲構成は『PAWN HEARTS』のほうが静と動のバランスがとれていて上であると思いますが、この突き詰められた緊張感は他のアルバムでは味わえません。
このアルバムを聞かないで死んでしまったら、と思ったら恐怖すら覚えます。それくらい、このアルバムは傑作
[PR]
by lovewalksin | 2006-10-15 01:09 | 音楽

FRANK ZAPPA 『HOT RATS』

d0029532_055152.jpg何日か前、仕事中フランク・ザッパの『HOT RATS』を聞きながら仕事をしてました。
ザッパさんの作品は一度踏み込んで二度と抜けられない世界に引きずり込まれるのは時期尚早と判断して(笑)、まだぜんぜん持っていないです。
このアルバムは一連の作品が再発されたときに、渋谷のタワーレコードで試聴して不覚にも一発で気に入ってしまって購入してしまいました。いっぱいある作品から、何の予備知識もないのに、よりによってこの気持ちの悪いジャケットに真っ先に手を伸ばしてしまった自分を褒め称えたいです。そのくらいこの作品はすばらしい。

フランク・ザッパのアルバムというと、私は"すばらしい変態ギタリストがかなでる超変態音楽"というイメージを持っていたのですが、このアルバムはメロディのよさと、厚みのあるサウンドの洪水に飲み込まれるような快感が味わえる名作です。
代表作の#1“PEACHES EN REGALIA”を聞いて、ザッパってこういう音楽なのかってうれしい驚きを得ました。これは老若男女問わず、世の人全員にぜひとも聞いてほしいですね。先の展開が読めない音はまさに変態的ですが、3分38秒間の間にこれでもかと詰め込まれた音世界に満腹になること間違い無しです。でも聞いた後はなぜか爽快なのがすごい。
#2“WILLIE THE PIMP”は最初の歌がちょっとキツイ(歌詞もサイアク)ですが、それを超えると、ザッパさんの独壇場でこれでもかと弾きまくっています。派手ではないけど、一回聞きはじめると離れられなくなります。最後に最初のリフが戻って終わるところがカッコいい。横揺れのノリがたまらない、まるでクスリのような曲です。
#3も、やはりザッパさんが弾きまくってしまっているのですが、核となる曲がキレイなので、聞いてて飽きない名曲となってます。ザッパさんて天才・・・・・。これも耳から離れないです。
#4曲以降もジャジーなインストが続き、すさまじいインタープレイが堪能できます。

これは、ザッパさんの代表作ではなく、かなり異端の作品かもしれませんが、それでも、このアルバムを作ってくれたことに感謝します。
さて、次は何を聞けばよいのか・・・・。さっぱりわかりません(笑)。
[PR]
by lovewalksin | 2006-10-15 00:58 | 音楽
d0029532_0392570.jpg最近、ソフトバンクのCMで、AEROSMITHの“WALK THIS WAY”がかかりまくってますね。やっぱりこのリフは最高にカッコいいと再認識しました。やはり名曲は時を越えてきますね。
”アルマゲドンの曲”しか知らない最近の若い人に、昔のAEROのカッコよさが伝わればいいな~。とまるでおじさんのように思いながらCM見ています(十分おじさんですが・・・)。

というわけで、今日はAEROSMITHの3rd『TOYS IN THE ATTIC』です。
前作から急激な成長を遂げ、自分たちの音楽を一気に作り上げた実に意義のある一枚。
はるか昔に『ROCKS』を紹介しましたが、これもそれに勝るとも劣らない名盤です。私は僅差で『ROCKS』の方が好きだけど、これを一番にあげる人も多いはずですよ。
曲で言うと私はとにかく、#1“TOYS IN THE ATTIC”が好きですね~。この疾走感が最高にたまらない。最初に聞いたときは正直そんなにピンとこなかったのですが、あとからボディ・ブローのように効いてくる名曲です。何年か前の札幌ドームでも、この曲を5人が畳み掛けるように演って実にシビレましたよ。
#3“ADAM'S APPLE”や#7“NO MORE NO MORE”も地味にいい曲なんですよね。スティーブンでなければ、凡庸な曲に終わらせてしまいそうですが、彼の歌によって見事なAEROロックの名曲になってます。
#4“WALK THIS WAY”前作ではまったく考えられなかった、この曲の出現はまさに奇跡です。リフもまったくもってどうやったら生まれるのかわからないくらいカッコいいですが、やっぱり歌がすごいですね。これ他の人なら絶対歌えないですよ・・・・・。
#5“BIG TEN INCH~”曲はオールドな曲調ですが、強引にAEROのグルーブに引っ張り込んだ名曲です。#6“SWEET EMOTION”もベースがうなりをあげる名曲ですね。ベースにぐいぐい引き込まれそうでこれまた好きな曲です。#8“ROUND AND ROUND”はハードなエッジがカッコいい曲です。ちょっとヘヴィでアルバムの中では異質かもしれないですが、ブラッドのすばらしいプレイが聞けて◎です。
そして劇的なバラードの名曲#9“YOU SEE ME CRYING”で幕をとじる構成は完璧です。

#6や#8を聞くとこのころは総力戦という感じでよかったです。
次のアルバムは、『HONKIN’ ON BOBO』で自分たちを取り戻せた感があるので、2人のユニットではなく全員の体当たりのようなアルバムを聞かせてほしいですね。
[PR]
by lovewalksin | 2006-10-12 00:50 | 音楽
d0029532_043912.jpg久しぶりの更新です・・・・。

3週間前から、また函館の人となってしまいました。こんなに早く帰ることになるとは思いもしなかった・・・・。

道南とはいえ北海道は日に日に、気温が下がってきています。現場では、朝、晩ストーブが欠かせません。

今日は97年にでた、ジョン・ボン・ジョヴィのソロ・アルバム『DESTINATION ANYWHERE』です。
このアルバムは、歴史の渦に埋もれてしまうにはあまりにももったいない内容だと思います。でた当初はそんなに聞いていないアルバムだったのですが、最近は本当に愛聴しています。

このアルバムは、純粋にいい曲が多いです。
イントロのフレーズがまるでT.REXぽいのは愛嬌の#1“QUEEN OF NEW ORLEANS”から始まり、これはズバリ名曲である#2“JANIE'S DON'T TAKE YOUR LOVE TO TOWN”この曲のメロディのよさは、BON JOVIのどの曲にも負けてませんよ。劇的に盛り上がる哀愁に満ちたメロディがたまりません。
やさしい曲調の#3“MIDNIGHT IN CHELSEA”も歌メロに哀愁があってすばらしいです。
隠れた名曲という名にふさわしい#6“EVERY WORD WAS A PIECE OF MY HEART”(これはいい歌!!)胸にじんと来ます。ジョンの曲作りのセンスのよさが光ります。
その後は全編、泣きまくる#7“IT'S JUST ME”。すばらしいタイトルトラック#8。最後の#13“COLD HARD HEART”まで気が抜けません。
このアルバムの惜しいところは、多少の冗長感を終盤感じてしまうところで、これを10曲くらいにコンパクトにまとめればもっと良かったのに・・・・・・。

このアルバムの曲のよさは、この後の『CRUSH』や『BOUNCE』を凌駕していると思います。聞きつづけても聞き飽きない、大人の渋みがこのアルバムにはあります。私の愛してやまないBON JOVIの6th『THESE DAYS』の次のアルバムがこのアルバムのような路線だったら良かったのに・・・・。と、個人的には思わずにいられません。

そんなわけで、もちろんBON JOVIのアルバムも待ってますが、アート・モードでまたジョンがソロが作ってくれることを勝手に待ちわびてます。
[PR]
by lovewalksin | 2006-10-10 00:48 | 音楽