昔のロックは最高でした。


by lovewalksin
d0029532_164752.jpg今日は曇ってます。
そんな日にぴったりなどんよりアルバム、BLACK SABBATH『MASTER OF REALITY』について書きます。
私は、もしSABBATH教があったらそく入信するし、SABBATH党があったら迷わず入党するくらい(?)BLACK SABBATHが大好きだ。オジー・オズボーンや、ロニー・ジェイムズ・ディオが歌っていたころは当然として、かのイアン・ギランが歌う迷盤『BORN AGAIN』,グレン・ヒューズの歌う『THE SEVENTH STAR』も最高のアルバムだと思っているし、トニー・マーティンの歌うアルバムも『FORBIDDEN』以外は大好き。

オジー・オズボーン時代のアルバムは、1st~5thはすでに名盤としての地位を確立していますが、ヘヴィなエッジの6th、アイオミ氏の泣きのギターをフューチャーした曲作りに変化を始めた7thもすごい出来で、どれも点数で言ったら90点以上なのですが、私のなかで頭ひとつ抜けているのが、今回紹介する3rd『MASTER OF REALITY』。

咳の音から始まるオープニングからかなり逝っちゃてる#1“SWEET LEAF”ヘヴィな曲なのに、リフはいたってシンプル。オジーの声にもこのころはまだ張りがあり、この曲はホントにカッコいい。
次はオープニングからグイグイ引き込まれそうになる、このアルバムで私が一番好きな曲#2“AFTER FOREVER”。うねるギターと、ベースが昇華する展開が最高。小曲インストをはさんで、これまた名曲の#4“CHILDREN OF THE GRAVE”地底の奥底から湧き上がってくるような始まりから、威厳のあるアイオミ氏のギター、ギーザーおじさんのベースが最高にカッコいいです。またもアコギのインストをはさんで、横揺れ気味なリフに酔う#6“LORD OF THIS WORLD”、究極にヘヴィな#8“INTO THE VOID”まで、割とヘヴィな曲のトーンは統一されているのですが、小曲を配したり、#7のような曲をひとつ間に置くことで、アルバムとしての完成度を高めています。
音をひたすら歪ませたり、ディストーションをかけて見せかける表面的なヘヴィさではなく、本物の”重さ”がこのアルバムにはあります。私にとってこのアルバムは威厳と自信にあふれたメタルの聖典。
このアルバムを聞くと、暗い液体重金属の海をいつも想像します。

ソロになってからのオジーは、名盤(私は1st、2nd、5th『NO REST FOR THE WICKED』が愛聴盤)を数多く生み出し、露出も多くなって(あの一家のテレビ放送はやめて欲しかった・・・・。)メタルの帝王としての地位を築きましたが、私一個人の希望としては彼には、アンダーグランドのローカル・ヒーローであり続け、皆からリスペクトされる存在であって欲しかったです・・・。
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# by lovewalksin | 2006-10-16 01:10 | 音楽
d0029532_123925.jpg今月も何枚か、新しいCDを購入しました。
今回は、
STILL LIFE『STILL LIFE』
GEORGE HARRISON『LIVING IN THE MATERIAL WORLD』
VAN DER GRAAF GENERATOR『GODBLUFF』
をネットで購入。他のアルバムも好印象なのですが、VDGGのアルバムには、はっきり言ってたいへんな衝撃を受けました。間違いなく今年買ったアルバムでは1番です。衝撃度ではここ何年か味わったことないレベル。
私の現在の音楽ライフは、朝も夜もほとんどこのアルバムで占められています。よって今回は、彼らにとって私の大好きな4th『PAWN HEARTS』から一度解散し、4年後の1975年に復活して完成された5th『GODBLUFF』を紹介します。

#1“THE UNDERCOVER MAN”は次作の“PILGRIMS”へと発展しそうな感動的な名曲です。ピーター・ハミルさんのつぶやくようなボーカルとフルートによるミステリアスな序盤からピアノが合流してから、Voが朗々と時に力強く感動的なフレーズを歌い上げます。やや抑え気味なサックスのソロもこの曲には完璧にマッチしています。カッコいい・・・。
私は先に、次の6th『STILLLIFE』から聞いてしまったので、この路線で進むのか、と思った矢先の#2“SCORCHED EARTH”、徐々に盛り上がる行進曲のようなオープニングから、突如空間を引き裂くようなピーターさんのVo、オルガンとサックスの毒毒しいヘヴィなリフによって曲が進みます。一回聞くと忘れられない強力なリフが軸になっているので、変拍子も含めた歪んだ展開の曲なのにぶれずに聞ける。後半のサックスを中心とした全員のベクトルが完全に一方向の力強い盛り上がりは圧巻の一言。決して派手な曲ではないけど一矢乱れぬ演奏力の高さを見せ付けるよく練られた傑作だと私は思う。
ここで、すでにお腹いっぱいだと思った矢先に、まるでMILES DAVISの傑作『BITCHES BREW』(DISC2)を彷彿させるジャジーなオープニングにかなりびっくりの#3『ARROW』。とおもったら、エレピと、フルートの物憂げなパートが続き、ピーター・ハミルさんの歌が唐突に始まり中心に強引に居座ります。この曲のピーターさんはホントに狂気に憑かれた人のようです。声に狂気を感じさせる人は本当に他に見当たりません。この人のすごさは、変幻自在なVoもそうなのですが、まさしく狂気を表現できる点にあると思います。この激烈(としか言いよう無し)なVoのおかげで、すばらしいバックもいささか色を失います。
最後の曲も、これまたすごい名曲の『THE SLEEPWALKERS』。まるで遊園地なテーマが、突如地獄に落ちるように歪むところは圧巻。正気と狂気のはざまをいったり来たりするような感覚が味わえます。
4曲が4曲とも、それぞれ傑出したところをもつ名曲で、真剣にきくと最後は必ず脱力感に襲われること間違いなしです。曲構成は『PAWN HEARTS』のほうが静と動のバランスがとれていて上であると思いますが、この突き詰められた緊張感は他のアルバムでは味わえません。
このアルバムを聞かないで死んでしまったら、と思ったら恐怖すら覚えます。それくらい、このアルバムは傑作
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# by lovewalksin | 2006-10-15 01:09 | 音楽

FRANK ZAPPA 『HOT RATS』

d0029532_055152.jpg何日か前、仕事中フランク・ザッパの『HOT RATS』を聞きながら仕事をしてました。
ザッパさんの作品は一度踏み込んで二度と抜けられない世界に引きずり込まれるのは時期尚早と判断して(笑)、まだぜんぜん持っていないです。
このアルバムは一連の作品が再発されたときに、渋谷のタワーレコードで試聴して不覚にも一発で気に入ってしまって購入してしまいました。いっぱいある作品から、何の予備知識もないのに、よりによってこの気持ちの悪いジャケットに真っ先に手を伸ばしてしまった自分を褒め称えたいです。そのくらいこの作品はすばらしい。

フランク・ザッパのアルバムというと、私は"すばらしい変態ギタリストがかなでる超変態音楽"というイメージを持っていたのですが、このアルバムはメロディのよさと、厚みのあるサウンドの洪水に飲み込まれるような快感が味わえる名作です。
代表作の#1“PEACHES EN REGALIA”を聞いて、ザッパってこういう音楽なのかってうれしい驚きを得ました。これは老若男女問わず、世の人全員にぜひとも聞いてほしいですね。先の展開が読めない音はまさに変態的ですが、3分38秒間の間にこれでもかと詰め込まれた音世界に満腹になること間違い無しです。でも聞いた後はなぜか爽快なのがすごい。
#2“WILLIE THE PIMP”は最初の歌がちょっとキツイ(歌詞もサイアク)ですが、それを超えると、ザッパさんの独壇場でこれでもかと弾きまくっています。派手ではないけど、一回聞きはじめると離れられなくなります。最後に最初のリフが戻って終わるところがカッコいい。横揺れのノリがたまらない、まるでクスリのような曲です。
#3も、やはりザッパさんが弾きまくってしまっているのですが、核となる曲がキレイなので、聞いてて飽きない名曲となってます。ザッパさんて天才・・・・・。これも耳から離れないです。
#4曲以降もジャジーなインストが続き、すさまじいインタープレイが堪能できます。

これは、ザッパさんの代表作ではなく、かなり異端の作品かもしれませんが、それでも、このアルバムを作ってくれたことに感謝します。
さて、次は何を聞けばよいのか・・・・。さっぱりわかりません(笑)。
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# by lovewalksin | 2006-10-15 00:58 | 音楽
d0029532_0392570.jpg最近、ソフトバンクのCMで、AEROSMITHの“WALK THIS WAY”がかかりまくってますね。やっぱりこのリフは最高にカッコいいと再認識しました。やはり名曲は時を越えてきますね。
”アルマゲドンの曲”しか知らない最近の若い人に、昔のAEROのカッコよさが伝わればいいな~。とまるでおじさんのように思いながらCM見ています(十分おじさんですが・・・)。

というわけで、今日はAEROSMITHの3rd『TOYS IN THE ATTIC』です。
前作から急激な成長を遂げ、自分たちの音楽を一気に作り上げた実に意義のある一枚。
はるか昔に『ROCKS』を紹介しましたが、これもそれに勝るとも劣らない名盤です。私は僅差で『ROCKS』の方が好きだけど、これを一番にあげる人も多いはずですよ。
曲で言うと私はとにかく、#1“TOYS IN THE ATTIC”が好きですね~。この疾走感が最高にたまらない。最初に聞いたときは正直そんなにピンとこなかったのですが、あとからボディ・ブローのように効いてくる名曲です。何年か前の札幌ドームでも、この曲を5人が畳み掛けるように演って実にシビレましたよ。
#3“ADAM'S APPLE”や#7“NO MORE NO MORE”も地味にいい曲なんですよね。スティーブンでなければ、凡庸な曲に終わらせてしまいそうですが、彼の歌によって見事なAEROロックの名曲になってます。
#4“WALK THIS WAY”前作ではまったく考えられなかった、この曲の出現はまさに奇跡です。リフもまったくもってどうやったら生まれるのかわからないくらいカッコいいですが、やっぱり歌がすごいですね。これ他の人なら絶対歌えないですよ・・・・・。
#5“BIG TEN INCH~”曲はオールドな曲調ですが、強引にAEROのグルーブに引っ張り込んだ名曲です。#6“SWEET EMOTION”もベースがうなりをあげる名曲ですね。ベースにぐいぐい引き込まれそうでこれまた好きな曲です。#8“ROUND AND ROUND”はハードなエッジがカッコいい曲です。ちょっとヘヴィでアルバムの中では異質かもしれないですが、ブラッドのすばらしいプレイが聞けて◎です。
そして劇的なバラードの名曲#9“YOU SEE ME CRYING”で幕をとじる構成は完璧です。

#6や#8を聞くとこのころは総力戦という感じでよかったです。
次のアルバムは、『HONKIN’ ON BOBO』で自分たちを取り戻せた感があるので、2人のユニットではなく全員の体当たりのようなアルバムを聞かせてほしいですね。
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# by lovewalksin | 2006-10-12 00:50 | 音楽
d0029532_043912.jpg久しぶりの更新です・・・・。

3週間前から、また函館の人となってしまいました。こんなに早く帰ることになるとは思いもしなかった・・・・。

道南とはいえ北海道は日に日に、気温が下がってきています。現場では、朝、晩ストーブが欠かせません。

今日は97年にでた、ジョン・ボン・ジョヴィのソロ・アルバム『DESTINATION ANYWHERE』です。
このアルバムは、歴史の渦に埋もれてしまうにはあまりにももったいない内容だと思います。でた当初はそんなに聞いていないアルバムだったのですが、最近は本当に愛聴しています。

このアルバムは、純粋にいい曲が多いです。
イントロのフレーズがまるでT.REXぽいのは愛嬌の#1“QUEEN OF NEW ORLEANS”から始まり、これはズバリ名曲である#2“JANIE'S DON'T TAKE YOUR LOVE TO TOWN”この曲のメロディのよさは、BON JOVIのどの曲にも負けてませんよ。劇的に盛り上がる哀愁に満ちたメロディがたまりません。
やさしい曲調の#3“MIDNIGHT IN CHELSEA”も歌メロに哀愁があってすばらしいです。
隠れた名曲という名にふさわしい#6“EVERY WORD WAS A PIECE OF MY HEART”(これはいい歌!!)胸にじんと来ます。ジョンの曲作りのセンスのよさが光ります。
その後は全編、泣きまくる#7“IT'S JUST ME”。すばらしいタイトルトラック#8。最後の#13“COLD HARD HEART”まで気が抜けません。
このアルバムの惜しいところは、多少の冗長感を終盤感じてしまうところで、これを10曲くらいにコンパクトにまとめればもっと良かったのに・・・・・・。

このアルバムの曲のよさは、この後の『CRUSH』や『BOUNCE』を凌駕していると思います。聞きつづけても聞き飽きない、大人の渋みがこのアルバムにはあります。私の愛してやまないBON JOVIの6th『THESE DAYS』の次のアルバムがこのアルバムのような路線だったら良かったのに・・・・。と、個人的には思わずにいられません。

そんなわけで、もちろんBON JOVIのアルバムも待ってますが、アート・モードでまたジョンがソロが作ってくれることを勝手に待ちわびてます。
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# by lovewalksin | 2006-10-10 00:48 | 音楽
d0029532_033576.jpg今月のBURRN!は久々にスラッシュが表紙。VELVET REVOLVERが再始動しそうな記事を読んで大変うれしいです。私は彼らの1stがスゴイ出来だと思えなかった人間なので、偉そうには言えないけど期待しないわけにはいかないですよね。

今回書くに当たって、『CONTRABAND』を聞きなおしてみました。
本当はガンズのアルバムについて書こうと思っていたのですけど、1枚になってしまった。
このアルバムにも素直にカッコいいなって思える曲はあるんですよ。でもそれが少ない。私が好きなのは、#1“SUCKER TRAIN BLUES”、#2“DO IT FOR THE KIDS”、#12“DIRTY LITTLE THING”の3曲。でも一番カッコいいのは、ボーナスのSEX PISTOLSのカバー“BODIES”!!。私は原曲よりもカッチョえーと思います。
このアルバムは曲を丁寧に作りすぎていて、それが全体の姿をぼかしているように思います。このカバーくらいラフに、ダーティにハチャメチャにやればもっとカッコよくなるはずです。彼らをいまさらガンズの再来のように考えるのは無意味ですが、比較されるのは仕方のない話だとは思います。ガンズの“IT'S SO EASY”ような、シンプルだけど衝撃的な曲や、大仰で壮大な泣きのバラードを勝手に期待しています。1stを聞いてこのメンバーの相性の良さを感じたし、スコットはすばらしいボーカリストであることを認識しました。彼らならやれるはずです。

でも文句言いながら、私はこのアルバムを結構聞いていたりします(オチはそれか?)。彼らが気になる存在であり、期待させられる存在の筆頭にあることは間違いありません。来年出るらしい、今のところ仮称の2nd『LIBERTAD』を今から心待ちにしてます。

ガンズの『CHINESE DEMOCRACY』もいい加減早く出してくれ(笑)!!。
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# by lovewalksin | 2006-09-11 00:07 | 音楽

BILLY JOEL 『52ND STREET』

d0029532_0435696.jpg初めて現場責任者をつとめた今回の現場の引渡しが無事に終わり、順調にオープンしてホッとしています。今回はほぼ自分の考えたストーリーに沿って現場を運営出来たので大きく自信をつけることが出来ました。
この自信を生かすためにも次もぜひ現場責任者でやりたいと熱望していたのですが、その願いが叶えられてしまいました。が、また道南に異動することになってしまいました(笑)。
今回の札幌は6ヶ月だったか……。幸い家族も来てくれるので、昨年は満足に出来なかった道南での生活を楽しみたいです。

ところで久々にビリー・ジョエルが来道しますね。とてもうれしいです。
現場が決まる前は絶対に行こうと思っていたのですが、道南だからな……。でも日曜だし…。と心を大きく揺らしております。
ビリーは、私が洋楽を聴き始めたときからずっと聞き続けているアーティストで、思い入れはかなりあります。メロディ・メイカーとして彼はまさしく天才であることを誰も否定できないのでは?。アルバムはどれをとってもすばらしいクオリティでまず安心して聞けます。

というわけで、彼のアルバムはどれを選んでも間違いないのだけど…、また私の大大大好きな“SCENES FROM AN ITALIAN RESTAURANT”が入っている『THE STRANGER』にしたいのを我慢しつつ、その後の6thアルバム『52ND STREET』です。
このアルバムは、自分で買った初めての洋楽アルバムでもあり、非常に思い入れがありますね~。私にとってこのアルバムのよさは、シングル曲の良さもさることながら、それ以外の曲がしみじみと胸にひびく良さを備えているところにあるのです。
今回のライブでもやっているらしい、スパニッシュでとにかく情熱的な#4“ZANZIBAR”炎のような大御所フレディ・ハバードのトランペットもたまらないですね。これで盛り上がらないわけがないですよ!!。とにかくライブが見てみたいです。
次の#5“STILETTO”はメロディのセンスのよさがキラリと光る私的名曲です。シンプルであるからこそなのか、何回でも聞きたくなる魅力があります。
#6“ROSALINDA'S EYES”は青空のように爽やかだけど、ほのかに哀愁が漂いこれまたセンスの良さを感じさせる曲です。
#7“HALF A MILE AWAY”も元気が出てくる佳曲だし、壮大な#8“UNTIL THE NIGHT”は私を励ましてくれているようです。まったくもって私的な感想で固められましたが、このアルバムを“HONESTY”の入ったアルバムで終わらせないためにも私はこのアルバムの良さを宣伝し続けます。
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# by lovewalksin | 2006-09-04 00:54 | 音楽
d0029532_2355522.jpgそういえばとうとう、先日30才になってしまいました。
30才になってもちっともうれしくないのは何でだろう?
30才を境にして、他人の見方が変わるのを恐れているのかも知れないですね。

というわけで、今日紹介するのは残念ながら日曜の夜なのですがトム・ウェイツの2nd『THE HEARTS OF SATURDAY NIGHT』です。
これは、妻に結婚する前に薦められて(私より絶対趣味が渋いです。)何年か前に購入して、いいなぁと思っていたのですが、函館の【BROWN SUGAR】で流れているのを聞いて、決定的に大好きになったアルバムです。またあの店の雰囲気がこのアルバムにばっちりあってました。まさしく週末の夜にこれを聞きながら飲んでいると、妙にしんみりしてしまいます。

トム・ウェイツは完全に声が反則ですね。唯一無二のガラガラ声で語りかけるように夜の街の様々な風景が歌われるこのアルバムはある種ひとつの世界のようで、自分がその風景の中の一部になってしまうような錯覚を覚え一度ハマったらもう抜け出せないです。
いきなりトム・ウェイツの世界に引きずり込まれる#1“NEW COAT OF PAINT”
#2“SAN DIEGO SERENADE”はこのアルバム中で随一の名曲です。この曲はメロディもすばらしいのですが胸にしみる歌詞がまたすばらしいです。

「 夜通しおきてでもいなけりゃ
朝なんてお目にかかったこともなかった
お前が愛の灯火をともすまで
太陽さえ見たこともなかった
ずっと離れて暮らしてみるまで
故郷があることにも気づかなかった
歌が必要になるまで
メロディさえ聞いたことがなかった 」

特に故郷~のあたりはぐっと来ますね~。涙なくして聞けません。
唯一街ではなく、船乗りがテーマの#4“SHIVER ME TIMBERS”これも名曲です。独り旅に出る俺を追わないでくれなんて、割とよく聞く内容なのですが、トム・ウェイツの声だとものすごい説得力に満ち溢れるのが不思議です。
アルバム・タイトルになったこれまた名曲#6“(LOOKING FOR) THE HEART OF SATURDAY NIGHT”牧歌的な雰囲気がたまりません。とにかく一回聞いてほしいです。

どうやら、次の現場はまた道南になりそうです・・・・・・。
また、【BROWN SUGAR】でこのアルバムを聞けるのはうれしいです。
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# by lovewalksin | 2006-09-03 23:59 | 音楽