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昔のロックは最高でした。


by lovewalksin

JEFF BECK GROUP 『BECK-OLA』

JEFF BECK GROUP 『BECK-OLA』_d0029532_1495386.jpg7月から道南の現場に異動することになりました。最近その現場の概要を知ったのですが、驚異的!!!なほど工期が少なく、平日に休んで札幌に行くのはかなり困難であると思い、今回のジェフ・ベックの札幌公演は断念することにしました。とても残念です(泣)。
と言うわけで、今日は悲しみを込めて『BECK-OLA』です。
このアルバムは、前作よりバンドとしての一体感が強く現れていて、それが好影響を与えている名盤です。まずロッド・スチュワート(第7子おめでとうございます。)の歌が前作よりもさらに前面に押し出されていますのが違います。全体的にブルーズを基調にした前作よりも今作のようなロック色の強い曲の方がロッドには合っていると思います。水を得た魚のような生き生きした声でド迫力の歌を披露するロッドが最高にカッコいいです。次はニッキー・ホプキンス氏のピアノです。バックのピアノもロック曲に合っていて光っていますが、爆走する#1、#2に続く#3では、心暖まる牧歌的で美しいピアノ・ナンバーを丸々1曲披露しています。そしてジェフのギターも言わずもがなすばらしいです。特徴的な歌うようなギターが随所で聞かれ、それがニッキー氏のピアノと絡まる様は聞いていてとても気持ちいいです。
オススメの曲はもちろん全曲です(笑)。曲数も7曲と少なく、30分弱の時間が瞬く間に過ぎていきます。
『BECK-OLA』のジャケットに描かれた絵は、“ピレネーの城”で有名なベルギーの画家ルネ・マグリットの“THE LISTENING ROOM”(1958)です。僕はこの方の幻想的な絵が大好きなのです。

函館は大好きな町です。いろんな観光スポットが集約されているのでどんな季節でも楽しめます。連休をはずした時に函館山の夜景を独り占めしたいです(笑)。
by lovewalksin | 2005-06-06 02:38 | 音楽