昔のロックは最高でした。


by lovewalksin

TOM WAITS 『THE HEARTS OF SATURDAY NIGHT』

d0029532_2355522.jpgそういえばとうとう、先日30才になってしまいました。
30才になってもちっともうれしくないのは何でだろう?
30才を境にして、他人の見方が変わるのを恐れているのかも知れないですね。

というわけで、今日紹介するのは残念ながら日曜の夜なのですがトム・ウェイツの2nd『THE HEARTS OF SATURDAY NIGHT』です。
これは、妻に結婚する前に薦められて(私より絶対趣味が渋いです。)何年か前に購入して、いいなぁと思っていたのですが、函館の【BROWN SUGAR】で流れているのを聞いて、決定的に大好きになったアルバムです。またあの店の雰囲気がこのアルバムにばっちりあってました。まさしく週末の夜にこれを聞きながら飲んでいると、妙にしんみりしてしまいます。

トム・ウェイツは完全に声が反則ですね。唯一無二のガラガラ声で語りかけるように夜の街の様々な風景が歌われるこのアルバムはある種ひとつの世界のようで、自分がその風景の中の一部になってしまうような錯覚を覚え一度ハマったらもう抜け出せないです。
いきなりトム・ウェイツの世界に引きずり込まれる#1“NEW COAT OF PAINT”
#2“SAN DIEGO SERENADE”はこのアルバム中で随一の名曲です。この曲はメロディもすばらしいのですが胸にしみる歌詞がまたすばらしいです。

「 夜通しおきてでもいなけりゃ
朝なんてお目にかかったこともなかった
お前が愛の灯火をともすまで
太陽さえ見たこともなかった
ずっと離れて暮らしてみるまで
故郷があることにも気づかなかった
歌が必要になるまで
メロディさえ聞いたことがなかった 」

特に故郷~のあたりはぐっと来ますね~。涙なくして聞けません。
唯一街ではなく、船乗りがテーマの#4“SHIVER ME TIMBERS”これも名曲です。独り旅に出る俺を追わないでくれなんて、割とよく聞く内容なのですが、トム・ウェイツの声だとものすごい説得力に満ち溢れるのが不思議です。
アルバム・タイトルになったこれまた名曲#6“(LOOKING FOR) THE HEART OF SATURDAY NIGHT”牧歌的な雰囲気がたまりません。とにかく一回聞いてほしいです。

どうやら、次の現場はまた道南になりそうです・・・・・・。
また、【BROWN SUGAR】でこのアルバムを聞けるのはうれしいです。
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by lovewalksin | 2006-09-03 23:59 | 音楽