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昔のロックは最高でした。


by lovewalksin

BEATLES 『RUBBER SOUL』

BEATLES 『RUBBER SOUL』_d0029532_16301095.jpg前回のブログで僕もBEATLESの曲を取り上げましたが、sy_rock1009さんのブログで、BEATLESで好きな10曲をえらんで載せてるのに興味をおぼえ、BEATLESについて書いてみることにしました。
僕は学生時代、よーへい君に彼の自選ベストのテープを聞かせてもらってからBEATLESの深さに感激し大好きになりました。聞きたくなった理由も村上春樹氏の“ノルウェイの森”を読んでからなのでちょっと単純なのですが、それまではもちろん“HELP”や“A HARD DAY’S NIGHT”など耳にしたことはあったけど、なぜに彼らが偉大で不滅の存在なのだか全然わかりませんでした。それまでの僕のBEATLESのイメージは初来日で騒がれたアイドル時代のもので、彼らをあまりシリアスに捉えてなかったのですが、その自選ベストを聞いて大きく変わりました。初期のアイドル時代から中期には脱却し、普遍的な魅力に満ちた曲や革新的な曲を作りだした真にアーティスティックなグループだということがよくわかり、今まで聞いてこなかったことをとても後悔しました。

というわけで僕が個人的好みで好きなのは中期以降なのですが、今日はその中でもアルバム作りの方法論を、悪く言うとシングル曲+カバー曲の寄せ集めから大きく変えた名盤『RUBBER SOUL』について。
このアルバムは、シンプルなのに耳に残る魅力に溢れた曲が畳み掛けるように続きます。しかもそれらが1曲を抜かして2分台にまとめられていて、曲のよさをすべて凝縮したようで短さをまったく感じさせません。曲のタイプはどれも違うのに、全曲聴いてばらばらに感じさせないところもスゴイです。バンドとしてのBEATLESの頂点はまさしくこのアルバムだったのではないだろうかと僕は思います。
#3“YOU WON'T SEE ME”これが唯一3分台の曲ですが、こんなさりげない曲でもメロディが頭から離れないのにオドロキです。ポールのセンスのよさが光る名曲です。実際、ポールの書く曲が多くなりまたその出来がいいので、それに感化されたのか、ジョンも#4“NOWHERE MAN”や#11“IN MY LIFE”など、説明など一切不要の天才的な名曲を書いています。あと、ジョージもまだまだですが、#5,13などの佳曲を残してこれからに期待を抱かせます。
彼らのアルバムはどれも聞き応えのあるものばかりですが、ドラッグソングの???なのも含まれているのもあるので、まず聴き始めたい人にはこれを勧めます。

僕もsy_rock1009さんにならって順不同で10曲選んでみました。
あと、10曲では絶対足りません。というわけで今日の10曲です(笑)。
・IN MY LIFE
・HERE,THERE AND EVERYWHERE
・PAPERBACK WRITER
・HELLO GOODBYE
・THE FOOL ON THE HILL
・EVERYBODY'S GOT SOMETHING TO HIDE EXCEPT ME AND MY MONKEY
・WHILE MY GUITER GENTLY WEEPS
・HAPPINESS IS A WARM GUN
・SOMETHING
・GOLDEN SLUMBERS
ポールの曲が多いですね。最近は穏やか路線なので・・・(笑)。
やっぱりBEATLESは最高ですね。
by lovewalksin | 2005-06-25 17:29 | 音楽