今日は曇ってます。
そんな日にぴったりなどんよりアルバム、BLACK SABBATH『MASTER OF REALITY』について書きます。
私は、もしSABBATH教があったらそく入信するし、SABBATH党があったら迷わず入党するくらい(?)BLACK SABBATHが大好きだ。オジー・オズボーンや、ロニー・ジェイムズ・ディオが歌っていたころは当然として、かのイアン・ギランが歌う迷盤『BORN AGAIN』,グレン・ヒューズの歌う『THE SEVENTH STAR』も最高のアルバムだと思っているし、トニー・マーティンの歌うアルバムも『FORBIDDEN』以外は大好き。
オジー・オズボーン時代のアルバムは、1st~5thはすでに名盤としての地位を確立していますが、ヘヴィなエッジの6th、アイオミ氏の泣きのギターをフューチャーした曲作りに変化を始めた7thもすごい出来で、どれも点数で言ったら90点以上なのですが、私のなかで頭ひとつ抜けているのが、今回紹介する3rd『MASTER OF REALITY』。
咳の音から始まるオープニングからかなり逝っちゃてる#1“SWEET LEAF”ヘヴィな曲なのに、リフはいたってシンプル。オジーの声にもこのころはまだ張りがあり、この曲はホントにカッコいい。
次はオープニングからグイグイ引き込まれそうになる、このアルバムで私が一番好きな曲#2“AFTER FOREVER”。うねるギターと、ベースが昇華する展開が最高。小曲インストをはさんで、これまた名曲の#4“CHILDREN OF THE GRAVE”地底の奥底から湧き上がってくるような始まりから、威厳のあるアイオミ氏のギター、ギーザーおじさんのベースが最高にカッコいいです。またもアコギのインストをはさんで、横揺れ気味なリフに酔う#6“LORD OF THIS WORLD”、究極にヘヴィな#8“INTO THE VOID”まで、割とヘヴィな曲のトーンは統一されているのですが、小曲を配したり、#7のような曲をひとつ間に置くことで、アルバムとしての完成度を高めています。
音をひたすら歪ませたり、ディストーションをかけて見せかける表面的なヘヴィさではなく、本物の”重さ”がこのアルバムにはあります。私にとってこのアルバムは威厳と自信にあふれたメタルの聖典。
このアルバムを聞くと、暗い液体重金属の海をいつも想像します。
ソロになってからのオジーは、名盤(私は1st、2nd、5th『NO REST FOR THE WICKED』が愛聴盤)を数多く生み出し、露出も多くなって(あの一家のテレビ放送はやめて欲しかった・・・・。)メタルの帝王としての地位を築きましたが、私一個人の希望としては彼には、アンダーグランドのローカル・ヒーローであり続け、皆からリスペクトされる存在であって欲しかったです・・・。
そんな日にぴったりなどんよりアルバム、BLACK SABBATH『MASTER OF REALITY』について書きます。
私は、もしSABBATH教があったらそく入信するし、SABBATH党があったら迷わず入党するくらい(?)BLACK SABBATHが大好きだ。オジー・オズボーンや、ロニー・ジェイムズ・ディオが歌っていたころは当然として、かのイアン・ギランが歌う迷盤『BORN AGAIN』,グレン・ヒューズの歌う『THE SEVENTH STAR』も最高のアルバムだと思っているし、トニー・マーティンの歌うアルバムも『FORBIDDEN』以外は大好き。
オジー・オズボーン時代のアルバムは、1st~5thはすでに名盤としての地位を確立していますが、ヘヴィなエッジの6th、アイオミ氏の泣きのギターをフューチャーした曲作りに変化を始めた7thもすごい出来で、どれも点数で言ったら90点以上なのですが、私のなかで頭ひとつ抜けているのが、今回紹介する3rd『MASTER OF REALITY』。
咳の音から始まるオープニングからかなり逝っちゃてる#1“SWEET LEAF”ヘヴィな曲なのに、リフはいたってシンプル。オジーの声にもこのころはまだ張りがあり、この曲はホントにカッコいい。
次はオープニングからグイグイ引き込まれそうになる、このアルバムで私が一番好きな曲#2“AFTER FOREVER”。うねるギターと、ベースが昇華する展開が最高。小曲インストをはさんで、これまた名曲の#4“CHILDREN OF THE GRAVE”地底の奥底から湧き上がってくるような始まりから、威厳のあるアイオミ氏のギター、ギーザーおじさんのベースが最高にカッコいいです。またもアコギのインストをはさんで、横揺れ気味なリフに酔う#6“LORD OF THIS WORLD”、究極にヘヴィな#8“INTO THE VOID”まで、割とヘヴィな曲のトーンは統一されているのですが、小曲を配したり、#7のような曲をひとつ間に置くことで、アルバムとしての完成度を高めています。
音をひたすら歪ませたり、ディストーションをかけて見せかける表面的なヘヴィさではなく、本物の”重さ”がこのアルバムにはあります。私にとってこのアルバムは威厳と自信にあふれたメタルの聖典。
このアルバムを聞くと、暗い液体重金属の海をいつも想像します。
ソロになってからのオジーは、名盤(私は1st、2nd、5th『NO REST FOR THE WICKED』が愛聴盤)を数多く生み出し、露出も多くなって(あの一家のテレビ放送はやめて欲しかった・・・・。)メタルの帝王としての地位を築きましたが、私一個人の希望としては彼には、アンダーグランドのローカル・ヒーローであり続け、皆からリスペクトされる存在であって欲しかったです・・・。
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by lovewalksin
| 2006-10-16 01:10
| 音楽